メルカリ「持ち物査定」の使い方|査定額の目安と手取り額の考え方

スマホのカメラでマグカップを撮影している手元のイラストと「撮るだけで分かる持ち物査定」の文字

家の中に「もう使っていないけど、まだ使えるもの」が眠っている——そんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

フリマアプリで売ればお小遣いになると分かっていても、「値段の付け方が分からない」「知らない人とのやり取りが不安」という2つの壁で、結局そのままタンスの奥に戻してしまう、という声をよく聞きます。

2026年9月17日、メルカリはこの1つ目の壁を減らす新機能「持ち物査定」の提供を段階的に始めました(メルカリ公式プレスリリース 2026-09-17公表、取得日2026-09-24)。写真を撮るだけで、AIがメルカリでの相場価格の目安を表示してくれる機能です。

この記事では、

  • 「持ち物査定」の使い方(アプリのどこから使うか)
  • 査定額がそのまま手取りになるわけではない理由と、手数料の計算方法
  • 2つ目の壁である「知らない人との取引が怖い」を減らす、安全な手放し方

を順に解説します。値段の不安と、取引そのものへの不安、両方を1つずつ小さくしていきましょう。


目次

「持ち物査定」とは何か

メルカリ公式の発表によると、「持ち物査定」は手元にある商品をスマホのカメラで撮影するかバーコードを読み取ると、AIが商品を推定し、メルカリでの実際の取引データをもとにした相場価格の目安をその場で表示する機能です(メルカリ公式プレスリリース「写真を撮るだけで持ち物の価値の目安がわかる『持ち物査定』機能を提供開始」、2026-09-17、取得日2026-09-24)。

査定した商品は自動的に「持ち物一覧」に保存され、気になった商品はそのまま出品の準備に進むこともできます。

公式の説明では、表示される価格はあくまで参考価格であり、実際の販売価格を保証するものではないと明記されています。AIの査定額は「目安」であって「確定した値段」ではありません。この後の値段の付け方でも、この前提を忘れないでください。

  • 提供開始:2026年9月17日から段階的に提供(メルカリ公式プレスリリース、取得日2026-09-24。全ユーザーに一斉展開ではないため、まだ表示されない場合はアプリを最新バージョンに更新のうえお待ちください=メルカリ公式サイト「メルカリびより」、取得日2026-09-24)
  • 利用方法:「メルカリ」アプリの出品タブ(出品画面の上部)にある「持ち物査定」バナーから利用します(メルカリ公式ヘルプ「持ち物査定機能」、取得日2026-10-08)。提供開始時の発表では、ホームタブのバナーからも使えると案内されていました(メルカリ公式プレスリリース、取得日2026-09-24)。
  • 対応環境:メルカリアプリからのみ利用可能(ブラウザ版では利用できません)(メルカリ公式サイト「メルカリびより」、取得日2026-09-24)

使い方は3ステップ

1. アプリの出品タブ(出品画面の上部)にある「持ち物査定」バナーをタップする(ホームタブにバナーが出ている場合は、そこからでも使えます)
2. 売りたいものをカメラで撮影する、またはパッケージのバーコードを読み取る
3. 表示された査定結果を確認し、気に入れば「出品の準備に進む」から出品画面へ進む

査定結果に納得できない場合は、商品の状態などの条件を追加して再査定することもできます。

撮影するときの注意点:メルカリ公式は、名前・住所・顔など個人が特定できる情報が写り込んだ写真を撮影しないよう注意を呼びかけています(メルカリ公式サイト「メルカリびより」、取得日2026-09-24)。宛名ラベルの付いた箱や、家族の顔が写った背景のまま撮影しないよう、撮る前に一度画面を確認する習慣をつけましょう。


査定額がそのまま手取りになるわけではない

「持ち物査定」で「5,000円くらいの価値がありそうです」と表示されると、5,000円がそのまま口座に振り込まれると考えてしまいがちですが、実際には販売手数料・送料・振込手数料が差し引かれます。

メルカリ公式ヘルプによると、商品が売れて取引が完了すると、販売価格から一律10%の販売手数料が差し引かれます(メルカリ公式ヘルプ「メルカリの手数料」、取得日2026-09-24)。売上金を銀行口座へ引き出す際には、引き出すたびに一律200円の振込手数料がかかります(同上、取得日2026-09-24。まとめて引き出せば1回分で済みます。本人確認を済ませていれば、売上金を「残高」として買い物に使うこともでき、その場合は振込手数料はかかりません。メルカリ公式ヘルプ「メルペイ残高での購入・支払い方法」、取得日2026-09-24)。送料を出品者が負担する「送料込み」で出品する場合は、ここからさらに配送料も差し引かれます。

メルカリで3,000円で売れたときの手取り計算の流れ。販売手数料10%(300円)、らくらくメルカリ便60サイズの送料750円を引いて1,950円、振込手数料200円を引くと手取りは1,750円(2026年9月時点)

たとえば3,000円で出品して売れた場合の手取りは、次のように計算できます(らくらくメルカリ便・60サイズで送料込み出品した場合の例)。

  • 出品価格 3,000円
  • 販売手数料10%が引かれて → 2,700円
  • 送料(らくらくメルカリ便60サイズ=750円。メルカリ公式ヘルプ「中〜大型サイズ – 宅急便(らくらくメルカリ便)」、取得日2026-09-24)がさらに引かれて → 1,950円
  • 売上金を口座へ引き出す際の振込手数料200円を引いて → 実際に手元に届くのは1,750円

(配送方法・サイズにより金額は変わります。送料は改定されることがあるため、出品前に公式ヘルプで最新の金額を確認してください)

「持ち物査定」の目安額を出品価格の参考にするのは良いことですが、手取り額は目安額より確実に少なくなることを前提に考えておきましょう。


もう1つの壁「知らない人との取引が怖い」を減らす

値段の目安が分かっても、フリマアプリを使ったことがない人にとっては「相手がどんな人か分からない」「個人情報が漏れないか」という不安が残ります。ここからは、その不安を1つずつ小さくする方法です。

匿名配送を使う(住所・氏名を相手に伝えない)

メルカリには、出品者・購入者がお互いの住所や氏名を伝えずに配送できる「匿名配送」の仕組みがあります。「らくらくメルカリ便」または「ゆうゆうメルカリ便」を選んで発送すると、この匿名配送が自動的に適用されます(メルカリ公式ヘルプ「匿名配送(メルカリ便/梱包・発送たのメル便)」、取得日2026-09-24)。

匿名配送を使わない発送方法を選ぶと、出品者・購入者がお互いの住所・氏名を知ることになります。フリマアプリを初めて使う場合は、多少送料がかかっても匿名配送に対応した発送方法を選ぶことをおすすめします。

らくらくメルカリ便のサイズ目安送料(全国一律)
60サイズ750円
80サイズ850円
100サイズ1,050円

(メルカリ公式ヘルプ「中〜大型サイズ – 宅急便(らくらくメルカリ便)」、取得日2026-09-24。サイズは荷物の縦・横・高さの合計と重さの両方で決まります。梱包前に3辺の合計と重量を測ってから選びましょう)

個人間取引であることを理解しておく

フリマアプリは、メルカリという会社と取引するのではなく、見知らぬ個人同士が直接取引する仕組みです。国民生活センターは、偽物や説明と異なる商品が届いたといったフリマサービスのトラブル相談が寄せられているとして、「個人同士の取引であることを十分理解して利用すること」を呼びかけています(独立行政法人国民生活センター「購入・出品した商品が偽物?!フリマサービスのトラブルに注意!」、2025年9月2日公表、取得日2026-09-25/同「相談急増!フリマサービスでのトラブルにご注意」、2018年2月22日公表、取得日2026-09-24)。

「商品が届かない」「壊れた商品・偽物などが届いた」「偽物だったのに返品に応じてもらえない」といった相談が寄せられているため、出品するときは商品の状態(傷・汚れ・付属品の有無)を正直に、写真と文章の両方で伝えることがトラブル防止の基本になります。

相手とのやり取りで解決しない場合は、泣き寝入りせず、まずメルカリ事務局(アプリ内の問い合わせ窓口)に相談し、それでも解決しなければ、消費者ホットライン(局番なし188)で最寄りの消費生活センターに相談できます(消費者庁「消費者ホットライン」、取得日2026-09-24)。


落とし穴:ここでつまずきやすい

  • 査定額をそのまま出品価格にしてしまう:査定額は「目安」であり「確定価格」ではありません。あまりに強気の価格にすると、いつまでも売れずに手間だけが増えます。
  • 匿名配送に対応していない発送方法を選んでしまう:送料の安さだけで選ぶと、住所・氏名が相手に伝わる方法になっていることがあります。発送方法の画面で「匿名配送」の表示があるか確認しましょう。
  • 手数料を計算に入れずに「手取り」を見誤る:販売手数料10%は売れるたびに必ず引かれます。振込手数料200円は、売上金を銀行口座に引き出すたびにかかります(まとめて引き出せば1回分)。出品価格を決めるときに差し引いて考えておきましょう。
  • 撮影した写真に個人情報が写り込んだまま出品してしまう:宛名ラベル・郵便物・家族の顔などが写っていないか、投稿前に必ず見直しましょう。
  • 売上金を放置してしまう:売上金には180日の振込申請期限があります。期限内に引き出す・使うなどの手続きをしないと登録口座へ自動的に振り込まれ(都度200円の振込手数料がかかります)、口座を登録していない場合は売上金が失効します。本人確認を済ませておくとこの期限自体がなくなります(メルカリ公式ヘルプ「売上金の振込申請期限とは」「売上金の失効」、取得日2026-09-25)。「1つ売って満足して忘れる」ということがないよう、売れたら早めに引き出すか本人確認を済ませておきましょう。

まとめ

  • メルカリの新機能「持ち物査定」は、写真を撮るかバーコードを読み取るだけで、AIが相場価格の目安を表示してくれる(2026年9月17日から段階提供、価格は参考価格)
  • 売れても販売手数料10%・送料・振込手数料200円が差し引かれるため、査定額よりも手取りは少なくなる
  • 初めてフリマアプリを使うなら、匿名配送を選ぶことと、個人間取引であることを理解しておくことが安心につながる
  • 売上金は180日以内に引き出すか本人確認を済ませておく。放置すると自動振込の手数料がかかったり、口座未登録だと失効したりする

今日の1アクションは、家の中で「もう使っていないもの」を1つ選び、メルカリアプリの「持ち物査定」で撮影してみることです。値段が分かるだけでも、手放すかどうかの判断がぐっと楽になります。


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【AI利用について】本記事は、構成案の作成・本文の下書き・整合性の検証にAIを活用していますが、掲載内容は執筆者本人が確認し、責任を持って公開しています。


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